英語学習

めんどくさいことをあえてするメリット

人間は めんどくさいと思ったことを 避ける習性があります。
手間をはぶきたい
楽をしたい
このように思っていることは 基本的には 楽しくないことです。
例えば、掃除や洗濯、料理など日常の家事にはよくありますよね?
最近 私は料理を始めました。
ご飯を作ることはめんどくさいです。
ご飯を作る面倒くささを避けるならば、 外食をすればいいし 、別に自分でやる必要は全然ありません。
しかしこのめんどくさいことを やっていると とても楽しくなります。
料理本を買ったり、 調達したり、 こだわりの 調理器具 を わざわざ購入したりしています。
自分でも「めんどくせえな」と思うことはあります。
「めんどくせえ」ってことを全部避けよう(何とか何もせずに切り抜けようとする)とすると実は苦痛ばっかりになることがわかってきました。
あなたの仕事先にも1人は「給料泥棒」と言われてる人はいませんか?
給料泥棒に共通してるのは「仕事の質が低い+時間だけいて給料もらおうとする」という点です。
この手の人達は楽しそうに仕事してますか?
むしろどうやって自分が楽しようか(サボって楽して押しつけようか)としますが、全然楽しそうにではないでしょう?
一緒に仕事する人も迷惑だし、嫌な気分になることが多いです。
最近の傾向は「最短」「すぐに」「効率」を求め過ぎています。
効率重視で一番遠回りをしたり、シンプルなものをややこしくしたりします。
英会話ができるようになりたいだけだから、文法をすっとばして会話だけでやろうとする人たちがよくいます。
実際の会話を英語でこなすには、会話だけやろうとしてもどうにもなりません。
読める+書ける能力を鍛える必要があります。
めんどくさいからとすっ飛ばすとロクなことにならないのが英語学習です。
上達できない問題の8割ぐらいはめんどくさいからやらないと避けてることをやりさえすれば、めちゃくちゃうまくなる人は多いです。
料理で言えば、無洗米じゃない米を研ぐのがめんどくさいし、水の分量もちゃんと計らずにいきなり水入れていきなり炊いたりするようなことです。
これじゃ1万回やってもご飯がうまく炊けません。
それと同じことです。
ちゃんとやることがめんどくさいからやらないという点は「めんどくさい」と思うとそのまま感情に任せないことです。
めんどくさいから逃れようとする場合、どこまでも楽しさがないし、苦痛になります。
逃れられないのに逃げようとすればするほど、苦痛が増すものです。
英語も含めてですが、めんどうだなと思うことをあえてやってみると、苦痛どころか楽しくなってきました。
なぜならめんどくさいことをやると成果が出るからです。
人気のラーメン屋はめんどくさいことしかしません。
その方がお客さんにおいしいラーメンを作れるからです。
英語もこれと似てます。
「めんどくさい」と思ってすっ飛ばそうとしたときは
めんどくさいと思って避けていることがどういう成果になるのか?
そしてどう自分を変えられるのか?
そこに目を向けて、思考し直すと感情任せの行動を抑えられます。
 
めんどくさいことって向き合ってみると案外悪くないです。
楽しいことがわかってくることって多いです。
 
めんどくさいって悪くない。
 
最近よく思います。

 

  • この記事を書いた人

だぶさん

大学時代に英語科を専攻。オーストラリアのワーキングホリデーを経験。 翻訳の仕事にも従事。英語学習の研究データと独自の実践データを組み合わせて見つけ出した英語上達の法則を紹介。

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