これを読まずに英語はするなコラム2

英語が上達したいなら、他人の失敗経験談を参考にすべし。よくある失敗事例4選

 

「他人の失敗から学びなさい。あなたは全ての失敗ができるほど、長くは生きられないのだから。」

Anna Eleanor Roosevelt(アナ・エレノア・ルーズベルト)(ルーズベルト大統領夫人)

 

英語学習は他人の失敗経験を知ることがめちゃくちゃ大事です。

 

とりあえずやってみることももちろん大事。

 

何でもかんでもかんでも「とりあえず」でやってしまうのは、時間と労力を浪費します。

 

調べるのがめんどくさい

考えるのがめんどくさい

 

こういう気持ちはわからなくもないです。

 

とりあえずで英語学習の仕組みを知らずに何でもやってみようとするのはダメ。

何かやれば、必ず上達するわけではありません。

 

今回はよくある失敗事例を取り上げて、「このやり方では絶対上達しないので避けましょう」という話をします。

 

英語学習で効果がないやり方をしてしまった失敗例は必ず知っておく必要があります。

 

 

英語学習 他人の失敗事例4選

 

 

失敗例1:英会話だけで英語を学ぼうとする

 

英語が話せるようになりたい→英会話をひたすらやればいいじゃん

 

こういう発想の人はいまだに減りません。

 

ハッキリ言っておきます。

 

英会話だけやっても絶対上達しません。

 

これは根拠があります。

 

 

知らない英単語や表現を使おうと思っても使えないからです。

 

スポーツで言えば、練習してないことでも試合してれば覚える的な感覚。

 

試合は練習したこと以上のものは出ません。

 

英会話しようと考える人は会話しようとしさえすればいい的な短絡的発想が多いです。

 

英会話スクールに10年以上通っても、全然話せるようにならない人がいます。

 

これは上記で紹介した法則があるから、どんなに英会話にこだわっても何もできるようになりません。

 

ロクに読み書きもできない人が英会話を始めるというのは無謀です。

 

英会話スクールに通う前に読んでおくべき内容

 

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参考自学自習できない人はどんな英会話スクールに通っても意味がない

会社がクビにしたい鼻つまみ社員と英語ができるようにならない行動を繰り返す人の共通点

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失敗例2:リスニングしかしない

 

英語初心者にはリスニングの練習は全く効果がありません。

 

「英語は耳から学習すべき」というトンデモな話を信じている日本人は全然減ってません。

 

「赤ちゃんは耳で言葉を聞いて覚える」という話を絶対の根拠にしてるからですね。

 

しかし、実際はなんでも耳から聞いて覚えることはありません。

 

自分に向けられた言葉しか聞けるようにはならないということがわかっています。

 

言語学者が発表した研究データをわかりやすくしたスピーチ

 

 

 

 

しかも、大人になると会話を聞いてるだけで言葉を覚えるとか理解することは不可能です。

 

リスニングを毎日やっているのに、何も効果もなかったというのはこういうこと理由があります。

 

つまり、リスニングで英語を習得しようというのは全く不可能ということです。

 

リスニング自体が無意味ではなく、法則を理解してやらないと、ただの無駄な作業になります。

 

こちらの記事でリスニングの法則性を解説しています。

 

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参考英語が聞き取れない3つの原因と解決法を紹介

リスニングの練習をしても英語が聞き取れるようになっていかないときの原因

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リスニングだけやっても効果はない

 

 

失敗例3:海外留学すれば、英語はすぐペラペラになると信じ込む

 

この失敗をやらかす人は今だにいます。

 

海外に住んで、英語を話すしかない環境にいれば、嫌でも勝手に覚えるだろうという考えている人が多いです。

 

これは子供を海外留学させたがる親御さんにもかなりいます。

 

ところが、実際は海外に住むだけでは英語を話せるようになることはありません。

 

海外留学したのに全然英語が使えるようになってない人はゴマンといます。

 

これはちゃんと理由があります。

 

リスニングしてれば、英語は覚えると考える人と同じです。

 

英語は触れてさえいえれば、覚えられるということはありません。

 

大人なら、意味がわからない単語や表現を使う言葉をいくら聞いても、雑音にしか聞こえなくなっています。

 

だからこそ、英語圏に長く住んでも何も変化がありません。

 

英語初心者のまま海外に語学留学したところで、やることは日本にいても同じです。

 

海外=アウトプットしやすい環境というだけ。

 

圧倒的にインプットがない人が海外に行っても何も得るものはありません。

 

ただ現実に絶望して帰ってくるだけです。

 

海外に行けば英語はすぐ身につくなんて発想は捨ててください。

 

そして何十年と繰り返されている誰かがやった同じ失敗を繰り返さないでください。

 

英語圏に住む=アウトプットしやすい環境 土台がない人にはただの厳しい地獄

 

失敗例4:単語帳だけをひたすら丸暗記しようとする

 

単語の丸暗記はおすすめしません。

 

英語学習の目的は丸暗記そのものではありません。

 

「使えるようになること」が目的です。

 

「単語さえ丸暗記さえすれば使えるようになる」

「単語さえ丸暗記してればどうにかなる」

 

という間違った情報がネット上でもまだ残っています。

 

単語を覚えさえすれば英語は使えるようになるという思い込みが今も残っています。

 

単語をたくさん知っておくことはもちろん大切です。

 

しかし、現実的には単語はただ覚えておけばいいものではありません。

 

使い方を知らない単語

使ってみたことない単語

 

このような単語をを覚えておくのは難しいです。

 

 

以上がよくある失敗事例です。

 

他人が何度も繰り返している失敗は絶対に真似しないようにしましょう。

 

 

 

 

  • この記事を書いた人

だぶさん

大学時代に英語科を専攻。オーストラリアのワーキングホリデーを経験。 翻訳の仕事にも従事。英語学習の研究データと独自の実践データを組み合わせて見つけ出した英語上達の法則を紹介。

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