リスニングの上達を支える土台は以下の4つです。
- 読み方を知っている
- 意味を知っている
- 発音を知ってる
- 使い方を知っている
この4つが土台です。
1?3までが必須で4があるとほぼ確実に聞き取れます。
聞いている英語がこの4つのポイントをどれだけ満たしてるかによって
聞いてて内容がわかるかどうかが決まります。
リスニングの練習では伸び悩んだときの対処
TOEIC700点台ぐらいまではリスニングの強化だけでも十分対応できることはあります。
ただし、そこから上を目指すにはリスニングの練習だけではいくらやっても伸びなくなってきます。
リスニング上達量の公式は
読める英語+書ける英語の量=リスニングのできる量
になります。
読める英語+書ける英語の底上げをすることによって、リスニングが上達する伸びしろを作るというのが「英語学習は総合力でやっていきましょう」という意図です。
伸び悩むということは
『読める英語と書ける英語の土台の強化が必要』
ということを意味します。
リスニング=英語を聞けるようにすることは確かです。
ただ表現や単語の強化+使える文のパターンを増やすことによって、
リスニングにも影響してきます。
リスニング強化=リスニングではないところにたどり着いているわけです。
またリスニングだけでは吸収+表現力強化にはつながってはいません。
あくまで聞けるようにするというトレーニングですから、
吸収と強化までは厳しいです。
リスニングは一旦置いて、読み書きを強化してみる
リスニングのトレーニングをしてないと不安になるかもしれません。
しかし、読み書きに特化して強化するとTOEICの文法セクションとリーディングセクションにも影響が出てきます。
その上でリスニングの土台にもなるので、総合的に点数を上げやすい状況ができます。
発音強化もリスニングに影響しますが、基本的には読み書きできる英語がどれだけあるかです。
TOEICで点を取ることが目的ではなく、「英語が使えることの証明」が本質です。
新TOEICの傾向は「使い方をちゃんと理解してますか?」という問いをかけてきます。
使えるためのトレーニングをすることで結果的にTOEICも点が取れるようになります。
TOEIC対策のプロたちも新TOEICは「英語が使えること」が前提になってくることを指摘してます。
これは私自身も問題をチェックしてわかりました。
「使ったことがある経験」
「ちゃんと練習をした経験」
この2つが引っ掛けにも対応できる底力になります。
焦らずに腰を据えてやった方が近道です。