英語学習

間違った英語勉強法を追いかける→上達ゼロの人の特徴

「英語の勉強法を教えてください」と言われれば、私はまず原理原則から教えるようにします。

原理原則を無視した方法は何をやっても無駄だからです。

ところが、「英語の勉強法を教えてください」と聞いてくる人の中には

「私が聞きたいこと(=都合のいいこと)を教えてください」

という人が少なくありません。

聞きたいことを聞こうとする人です。

読み書きもロクにできない人が「読み書きは嫌だから耳から英語を学びたい」と言ったところで、
いくら聞こうが知らないものは念仏みたいにしか聞こえません。

何時間やっても何日やっても結果は同じです。

読めて書けるものをベースにネイティブのスピードでも耳で聞き取れるようにするのが、
本来の耳のトレーニングの原則です。

耳で聞いてるだけで単語や表現の意味を理解して覚えるなどということはできないです。

これが原理原則として存在しています。
これに逆らった方法は何をしても成果を出せません。

スピードラーニングとかエヴリデイなんちゃらがいい例です。

原理原則を押さえる+それを活用した上で質問しなければ、
いくら聞きたいことを聞いても、それを実践しても成果は出ないってことです。

聞きたいことは成果を出せる方法ですか?
それとも耳障りがいいだけで都合がいいけど、成果が全然出ない方法ですか?

どっちを実践した方が得ですか?

自分が聞きたいことでも結果が出ない方法では実践努力が無駄になるだけです。

『アドバイスを求めるなら、成果を出せる前提のことを聞くようにする』

英語の上達を早めるなら、これに尽きます。

  • この記事を書いた人

だぶさん

大学時代に英語科を専攻。オーストラリアのワーキングホリデーを経験。 翻訳の仕事にも従事。英語学習の研究データと独自の実践データを組み合わせて見つけ出した英語上達の法則を紹介。

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