計画的に勉強しましょうというアドバイスは誰でもやります。
する必要のある量÷期間
文法書300ページ÷2ヶ月(60日)=1日5ページ
1日5ページやれば終わる計算です
たしかに1日5ページやれば終わりはします。
ただ、こういう計画がダメになりやすいのは
- 体力的な余力
- 時間的な余力
を計画実行が可能にように意図してないことです。
時間と体力的な部分をあまり考えず、「とりあえずやる」というスタイルが多いです。
とりあえずでもそのとおりにきっちり質と量が伴っていれば、上達はします。
しかし、仕事後の体力的な余力がない状態でできることと、体力全快の状態では集中力もパフォーマンスも違います。
体力的な部分を考えないでとりあえずやろうとするのはキツイです。
「気合」「根性」に相当するモチベーションを高くして、何とか動こうとします。
結局は計画を立てても思い通りにできずに、フラストレーションが溜まっていきます。
そうなると、英語を学ぶことがつらくなります。
ちゃんとやっていない自分を責めながら、つらい状態になり苦痛になっていきます。
そうなると、自分を責めすぎてつらくなって挫折してしまいます。
そこで「自分を責めてつらくなる→挫折」を避けるための勉強の仕方が重要になってきます。
平日と週末を使い分けるやり方を紹介します。
週末
この記事は土日祝休みの人向けに書いています。
平日休みの人は自分の休みに置き換えて考えてください。
まず週末からスタートを考えます。
なぜ週末から?
理由は2つあります。
- 体力を回復させること
- 手間がかかる新しいことをじっくり取り組むこと
この2つを意図します。
時間もあって、体力も回復させやすい週末はじっくり取り組んでも大丈夫な状態になれます。
疲労でボロボロになってるところを更に追い込んでも後が続きません。
しっかり睡眠を取って体力をまず回復させます。
金曜日の夜はしっかり眠ること。
睡眠不足で体もキツイ中で勉強しようとしても身につきません。
体力が落ちてる状態で鞭打ってもあまり効果は出ないものです。
- 睡眠をしっかり取って、体の疲労を抜く
- 体力をしっかり戻して始める
体力がしっかり戻れば、新しいことを長時間座学できる余裕ができるというわけです。
そして効果も上がります。
週末は必ずしっかり睡眠
いい状態で座学などやり込みに取り掛かる
この2つを覚えておいてください。
平日
平日は朝もしくは仕事後しか時間はありませんね。
この状態では時間の制限があり、やり込みの座学は避けます。週末にやったことを練習するだけ。
それ以外は一切やらないでもOKです。
2時間程度できれば御の字でしょう。
何だかんだでしっかりやれる時間は1時間?2時間程度ではないでしょうか?
短い時間にいろいろ詰め込んでやろうとしても無理があります。
だからこそ、週末で事前にやっておいたことを平日は練習する時間に当てます。
新しいことを把握したり、理解し確認する作業は負担が大きくなるので減らします。
英語の勉強の進め方の例
例えば、週末に現在完了形と現在進行形を勉強したとします。
週末は時間もあるので文法ルールと使い方を把握します。
基本的な使う練習をして「こんな感じで使うんだ」というのを理解しておきます。
平日は週末にやった現在完了形と現在進行形の練習に当てます。
月?金で週末の内容を定着させるようにやりこみをかけるイメージです。
覚えたルールをどんどん使うだけの練習に当てます。
- 土日 文法ルールの理解と基本的な使い方の把握
- 月?金 練習
中3目の水曜日に復習やできていかなかった点のチェックをするのもありです。
こんな感じで関係代名詞やthat節などの凝った文法も1週間単位でこなしていきます。
1週間で終わらなければ、2週間単位でもOKです。
英語を話すにしても、書くにしても
ルール把握→練習
の流れになります。
ルール把握の時間と練習を仕事後に突っ込むのは厳しいです。
週末にやった内容の復習兼使いこなせるように練習だけに集中します。
日曜日の使い方
日曜日は予備日として考えてもOKです。
使い方としては
平日にこなせなかったことをやる日
土曜日を完全休息日にして日曜日に勉強する
復習に使い定着を加速させる
ということができます。
残業続きで体力消耗が激しいときに調整をかけます。
週は6日計算で考えて、1日を予備にしておく使い方が
予定が狂ったときの調整がしやすいです。