英語勉強法

短期集中型の詰め込み英語学習はデメリットしかないので注意

短期集中型の詰め込み講座は人気です。

 

なぜなら、勉強した気になれるし、上達したような気分が味わえるからです。

 

ほとんど99%ぐらいの人は効果があったと実感して誰も疑いを持ちません。

 

しかし、集中講座や集中練習は一時的な効果が高いだけで、長期的には忘れるのが早くなります。

そして再度学習するときに手間がかかるデメリットがあります。

 

短期集中型の学習は効果が低いこともわかっています。

 

Teaching surgical skills: what kind of practice makes perfect?: a randomized, controlled trial.

Carol Anne E. Moulton, Adam Dubrowski, Helen Macrae, Brent Graham, Ethan Grober, Richard Reznick
2006, Annals of surgery

 

 

  1. 1日集中研修
  2. 1週間の分散研修

 

 

この2つの学習を比べたとき、結果は分散研修を受けた学生の方が習熟度も定着度合いも高かったのです。

最近は企業も学習も短期集中ばかりで済まそうとします。

 

しかし、短期集中型の講座ばかりを好む人はあまり学習効果を上げている人は少ないです。

 

研究でもわかってきている今でも短期集中の「やった感」に惑わされる人は減っていません。

むしろ全ての学習が関わるところで短期集中が求められています。

 

世の中はまさになんでも「今すぐ」「すぐに結果」時代です。

 

そんな時代の雰囲気に惑わされず、使えるスキルとして英語を身につけるために「短期集中の詰め込みは害悪だ」ということを解説します。

 

 

短期集中型英語学習のデメリット

理解が浅い

早く終わらせることが目的になっている人は理解したかどうかは二の次になります。

 

理解の深さは短時間で身につくことはありません。

 

じっくり時間をかけて練習しながら、身につけていくものです。

 

人間の脳は短期間で何でも詰め込めるようにはできていません。

練習の量と実践の数が伴ってこそ、理解の深さは作られます。

 

脳の神経回路は都合よく短期間で太くつながることはないのです。

この原理を無視して、短期間で何でも身につけられる期待をするのは無謀というもの。

 

そして短期集中だけに頼る人のスキルは底が浅いです。

 

理解が浅いので、使い方をしっかりわかっていることもありません。

 

だから、必ず中途半端なものしか身につかないので、上達しなくなります。

結局、時間と労力の無駄使いになります。

 

 

応用が効かない

短期集中はやれることが少ないです。

 

土台作りよりも詰め込みでしかできません。

 

3ヶ月で英語をマスターする的な講座もありますが、こういうものは全て無駄です。

3ヶ月で神経回路をしっかり作るなど、母国語の日本語でも不可能なこと。

 

それを第二言語でやろうというのは無謀の極みです。

 

短時間で上達したような気分をお金で買うようなやり方を繰り返しても、

何も身につくことはありません。

 

ただ薄っぺらいだけの使い物にならないレベルでしか満足するだけです。

 

そんな程度で現実の英語を話すことにどうにかなると思っているとしたら、大きな勘違いをしています。

野球の素人が3ヶ月で甲子園に行ける選手になるというぐらい甘い考えです。

 

言葉というのは日々の積み重ねをするのはスポーツと同じです。

 

忘れやすい

短期集中型は定着させるためにじっくりやり込むことをしません。

 

そのため、すぐに忘れてしまうことが多いです。

 

忘れないでしっかり覚えているためには反復が絶対に必要になります。

英語は数多くの表現や文法の使い方、発音まで反復をガッツリやり込む必要があります。

 

その反復が少ないと、応用力の土台ができません。

 

どんな英語表現であれ、必ず文法と発音が関わってきます。

 

数多くの練習を重ねることで、新しい表現を覚えても違う状況でも形を変えて使うことができるようになります。

以上の3つが短期集中型英語学習の欠点です。

 

短期集中でできることはせいぜい豆粒程度です。

 

そんなもので取り組むつもりなら、英語は手を出さないことをおすすめします。

じっくり腰を据えてコツコツ積み重ねることをしたくないなら、やらない方がいいと思います。

 

これはお金も時間も無駄にしないために大切なことです。

 

  • この記事を書いた人

だぶさん

大学時代に英語科を専攻。オーストラリアのワーキングホリデーを経験。 翻訳の仕事にも従事。英語学習の研究データと独自の実践データを組み合わせて見つけ出した英語上達の法則を紹介。

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