英語習得の基本知識

英語学習の効果を高める目標の立て方

目標は立てればいいというものではありません。

 

目標を立てる大事さを言う英語学習アドバイザーは多いです。

 

しかし、目標の立てることを言うだけで具体的なことを教えていません。

そもそも、英語の勉強をして成果を出せない人は目標を立てる意味がわかっていません。

 

目標=意味の理解X具体的な行動の量

 

やることの意味がわかってないことは行動にはつながりにくいです。

 

英語の勉強とは、自分が伸ばす必要のあるスキルの意味を知ることから始まります。

 

英語をロクに読めないし、書けない人が英会話をマスターしようとしたところで、

何も言えない日々を過ごして自己嫌悪するだけです。

 

英語は何かしさえすれば上達するものではないです。

 

身につける必要のあるものを身につける

 

これが目標の大前提です。

 

だからこそ、行動を具体的にする目標が必要になってきます。

 

英語学習の目標には2つの狙いがある

 

目標には2つに分けられます。

 

BEの目標

 

まず1つ目はBEの目標。

 

BEの目標とはなりたい状態のことを言います。

 

例えば、「関係代名詞を会話でも使えるようになる」です。

 

必要なスキルを身につけた状態を言います。

具体的な行動そのものを測ることはできません。

 

このために必要な行動が出てきますよね?

 

まずは、

 

使い方の知識を理解

簡単な文から作る練習

 

このような行動が必要になってきます。

 

もう1つの目標はこの行動を「どのぐらいやるのか?」ということを決めます。

 

行動目標という呼ばれ方もします。

 

これは

 

具体的に何をするか?

どのぐらいの量をやるのか?

 

ということです。

 

  • 現在完了の文を200個書いてみる
  • 仮定法の使い方を1週間みっちりこなす
  • Lの発音練習を1日10分?1週間続ける

 

などなど、具体的な行動をする量を決める目標のことを言います。

 

そして、行動目標は

 

やる意味のあること=やると効果が出ること

 

具体的な行動でこなす量を決めることが最大のポイントです。

 

英語学習の目標の立て方まとめ

 

BEの目標はなりたい状態を指す

 

行動目標はDo(具体的に何をするか?)を指す

 

BEの目標だけを決めるのはダメ

BEの目標→行動目標を決める

 

伸ばす必要ある(意味のある)スキルを身につけること。

 

以上の点がポイントになります。

  • この記事を書いた人

だぶさん

大学時代に英語科を専攻。オーストラリアのワーキングホリデーを経験。 翻訳の仕事にも従事。英語学習の研究データと独自の実践データを組み合わせて見つけ出した英語上達の法則を紹介。

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