英語勉強法

正しい方法で英語の勉強しても上達しない理由3パターン

「私は○○してるつもりなんですが、英語が全然うまくなりません」

 

そういう相談はいつも受けます。

 

正しい方法で勉強はしているはずなのに、何も成果になっていない。

 

そういうときは必ず理由があります。

 

今回は勉強してるはずなのに、上達しないパターンを紹介します。

 

このパターンをしないなら、上達します。

 

 

正しい方法で英語の勉強をしてるのに上達しないパターン

 

 

やってるつもりなのにうまくならないという場合、以下の3つのパターンが多いです。

 

  1. 作業のようにやりきるだけが目的になっている
  2. 問題を解いただけ(使う練習してない)
  3. 復習していない

 

観察していくと3つになります。

 

練習=上達確定というわけではありません。

 

 

効果がある方法を効果が出るやり方で実践したときに上達ができます。

 

これを間違えてはいけません。

 

 

作業のようにやりきるだけが目的になっている

 

英語を身につけるには反復練習が必要です。

 

英語の勉強は簡単に言ってしまえば

 

知識の獲得→反復練習

 

これの繰り返しに過ぎません。

 

だからこそ、「反復しさえすればいい」という過剰に単純化した認識をしてしまいがちです。

 

早く終わらせたいから、ザザーとやって、やったことにしてしまう。

 

ノウハウを知ったとしても、ただやっているだけで「効果を出す」という意識がなくなります。

 

そうなるとただの作業をしてるだけのようになります。

 

ダイエットで筋トレしているのに痩せない人と同じです。

 

腹筋、背筋、腕立て伏せを必要なセットと回数をやったとしても、

負荷がかからないので効果がないということはよくあります。

 

こういうことをするのは、やるべきことをただ形だけやっているんい過ぎません。

 

効果を出すように回数をやっていないから、効果が出ないんですね。

 

それは英語でも同じことがおきます。

 

単語を覚えるにしても、ただ漢字の書き取りのように書いただけで満足してしまう

文を書いても、丸写ししただけでやった気になる

リスニングはただ聞いただけで、聞く練習した気になる

 

こんなふうになります。

 

やっているようで、その実は何もしてないに等しい状態。

 

だから、上達しないわけです。

 

 

問題を解いただけ(使う練習をしない)

 

これは文法学習でよくあるパターンです。

 

文法学習が重要だと知った人が文法学習を始めますが、

上達しない人は問題を解いて終わりにします。

 

問題を解いて正解したら、わかったような気になるからです。

 

実際は使う練習をしてないので、とっさに使えることはありません。

 

「文法をやったのに文をうまく書けません」

「文法書を一通り終わらせたのに、全然しゃべれるようになりません」

 

なんていう人が結構いますが、こういう人は文法のやり方がすごく雑なことがよくあります。

 

雑にやっただけなのにやったつもりですというのはそう思い込んでいるだけです。

 

文法を一通りやっても全然効果が出ていないのであれば、

それはちゃんとやっていないということが事実です。

 

身につくようにしっかり反復して使う練習が欠けています。

 

文法書が意味ないと言われる原因はこれです。

 

文法学習自体に意味がないのではなく、文法の学習のやり方が問題。

 

練習する数が足りません。

 

サッカーでドリブルのステップを見てやることを把握しても、実際にドリブルしてみることをしないようなものです。

 

これでは身につくわけありませんよね?

 

英語ではこういうことがいつもあります。

 

 

復習しない

 

復習しない人は実はめちゃくちゃ多いです。

 

やって満足。

やってるふうで満足。

 

身についたかどうかをチェックし直さない。

 

前にやったことをすっかり忘れて、また新しいことをやる。

 

でも、また忘れるので、穴の空いたバケツ状態。

 

こういうパターンになっています。

 

せっかくやった学習をわざわざ無駄にしています。

 

それでは効果が出るものも出ません。

 

人間は3日前のことはかなり忘れます。

1週間前のことはもうほとんど覚えてすらいません。

 

1ヶ月前なら、やった記憶さえもないこともあります。

 

それぐらい忘れます。

 

忘れないようには反復です。

 

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  • この記事を書いた人

だぶさん

大学時代に英語科を専攻。オーストラリアのワーキングホリデーを経験。 翻訳の仕事にも従事。英語学習の研究データと独自の実践データを組み合わせて見つけ出した英語上達の法則を紹介。

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