スピーキング

ネイティブを前にすると英語で言えないことが多くて落ち込むときに知っておくべきこと

「こういうことを言いたい」と思っても出てこなかった。
こういう場面に遭遇します。
それは通訳レベルの人でもあります。
どれだけ勉強していたとしても、とっさにうまく言えないことはよくあります。
それは母国語の日本語でさえも同じです。
言葉に詰まるのは誰でもあります。
私もいまだにあります。
結論から言うと、「言いたいことが言えない体験」は絶対必要でない方がおかしいです。
もし、英語を学んでどんなときでも言いたいことがバシバシ出てくるなんて人はいません。
言えなかった体験はないことがいいことではありません。
ないことの方がおかしいし、あったほうがプラスです。

言いたいことが言えない自分=ダメだからと思う必要なし

できなかった体験=自分はダメだから
という理由にするから、努力がムダだったように感じます。
[「あんなに勉強したのに」
「こんなにがんばったのに」
と自分の能力のなさを責めて落ち込んでやる気をなくします。
言葉はめちゃくちゃ数があるのに、それを数ヶ月や1、2年程度で
どんな場面でも何でもスラスラ出てくる方がおかしいんです汗
日本語ですらも社会人として問題ないレベルになるのに20年レベルで教育や実践で使って覚えてるわけです。
それを母国語じゃない英語をわずか数年とか数ヶ月で全部カバーできると考える方が無茶過ぎではないしょうか?
では、言えない場面に遭遇したら、どうするか?
「あー、これ言えないわー。どんな英語使えばいいのか調べよ」
これでいいんです。
ホントにそれだけ。
言えなかったこと自体は気にしない。
学ぶきっかけにすればいいだけです。
ネガティブになる必要はありません。

英語で言えなかった体験はメリットしかない

「こういうことが言えなかった」→「どういうふうに言えばいいんだろう?」
言えなかった体験があるからこそ、新しい表現や単語を知るきっかけになります。
そして言えなかった体験から、覚えた言葉は記憶に残りやすいメリットもあります。
ネイティブと会話するときに覚えておいてほしいのは

  1. 言えるようになったこと
  2. 言えないとわかったこと

この2つを学ぶための実践です。
想定内(自分で学習して練習した)と想定外のこと(知らなくて言えなかった)を体験するためにあります。
練習したのに忘れてしまって言えなかったことも悪いことではありません。
記憶に残すきっかけになりやすいです。
言いたいことを言えなかったことを自分の努力がムダだと思う理由にしないこと。
やる気を失い、どんどんつらくなります。
言いたいことが言えない体験の数?覚えた数=飛躍的レベルアップ
という流れになります。
これは大きなメリットです。
表現を増やして一気にレベルアップできたのも、「言えなかった体験」があったからこそです。
言いたいことが言えなかった体験こそが英語をさらにレベルアップさせるのに絶対必要なことです。
落ち込む理由にするより、レベルアップのきっかけでしかないありがたいことだったと思ってください。

  • この記事を書いた人

だぶさん

大学時代に英語科を専攻。オーストラリアのワーキングホリデーを経験。 翻訳の仕事にも従事。英語学習の研究データと独自の実践データを組み合わせて見つけ出した英語上達の法則を紹介。

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