英語勉強法

英語学習の長期目線と短期目線がある。使い分け知っておいた方が役に立つこと

英語を学ぶことは長期目線と短期目線があります。

最近の英語学習は短期目線型の学習になりがちです。

短い方が楽です。

長い目で見たときに英語を生涯使い続けるにはどうしても長期目線での学習は必要です。

どちらがいいか悪いかではなく、仕事で英語に関わる人は時と場合は両方を使い分ける必要があります。

長期目線と短期目線の違いを紹介していきます。

長期目線

基本的に私がこのサイトに書いている記事は長期目線です。

英語を自分で学び吸収する→使い方を応用できる

この土台を作ることを前提としています。

土台ができれば分野を問わずして、いくらでも学びやすくなります。

土台があるということはあとは学習量に比例して使える英語が増えていきます。

長期目線はダイエットで例えるなら、

筋力をつけて太りにくい体+疲れにくい動ける体を作ること

に相当します。

筋力=代謝アップ

疲れにくい動ける体=運動量アップ

これなら、消費カロリーが大きく増えて太らない流れになってきます。

さらには土台があるので、いろんなスポーツもチャレンジしやすくなるというメリットがあります。

英語の長期目線もここに相当します。

欠点は土台ができあがるまでに労力と時間がかかることです。

短期目線

英語でのプレゼンテーションや出張

会議など仕事で差し迫った期日がある場合

必要なフレーズや文を丸ごと学んでしまうというような方法です。

これは緊急性が高い場合には土台を作る時間が間に合いません。

最低限の単語やフレーズ、文を丸ごと覚えて対応します。

丸暗記に近い力技になります。

ダイエットで例えるなら、体重だけを短期間で落とす方法です。

プロボクサーが試合に合わせて、軽量当日までに規定の体重にすること。

グラビアアイドルが撮影日までに体を絞って備えること。

こんな感じに相当します。

これは力技なので、あとでリバウンドがきます。

英語で言えば、応用力がつかない欠点を抱えています。

想定外のことが起きると対応する英語が思い浮かばないという問題もあります。

その場をしのぐだけに特化してますので、仕方ない部分です。

働いている会社の新商品のプレゼンだったら、そこでしか使えなくなります。

商品が変われば、説明も流れも全部違うものになります。

例えば、新商品のカレーとコーヒーを紹介しようと思うと、全く同じ文では通用しません。

この方法だと、他の目的になったときに使えないのが欠点です。

期日の迫った日程で乗り切るためには有効な力技であることは確かですが、ただ力技ゆえの欠点は存在するということだけ覚えておいてください。

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長期目線と短期目線2つセットが理想的

長期目線で土台を作りはやりつつ、短期目線もこなす方が応用力もついて理想的な上達が望めます。

今後、英語に関わることがあるなら、土台は早めに作った方がいいです。

いつまでも短期目線でその場しのぎの英語だけを覚えても、忘れてしまえば意味がありません。

テストが終わると忘れちゃうパターンみたいなやつです。

これだと、せっかく時間をかけた意味がありません。

土台を作りつつ、短期目線で必要なフレーズや文を一気に覚えてしまうと、あとで活かせることが出てきます。

どうせなら、学んだ英語を次に活かすように学ぶ方がお得ではありませんか?

だからこそ、長期目線で土台作りはしておく方が後で楽になります。

  • この記事を書いた人

だぶさん

大学時代に英語科を専攻。オーストラリアのワーキングホリデーを経験。 翻訳の仕事にも従事。英語学習の研究データと独自の実践データを組み合わせて見つけ出した英語上達の法則を紹介。

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