英語の勉強を続けるコツ

嫌々にならずに英語の勉強を続けるために必要な3つの力

新年の目標に「英語を身につける」を考えた人は
ただ目標を立てる
気合だけでやろうとする
そういうことだけでは必ずすぐやらなくなると忠告しておきます。
英語を身につけるためには継続が必要です。
そしてその継続できる力を生み出す3つの力があります。
その3つの力とは以下の通り。

  1. 情熱があるか?(心の底から興味があって好きであるか)
  2. 才能ではないと思っているか
  3. うまくいかないことほど学びの醍醐味だと思っているか

この3つの力の重要性を解説します。

1.英語に情熱を持っているか?

いかに身につけたいと思っていても、嫌いであれば上達することはないです。
本当は好きどころか、嫌いでやりたくもないのにやろうとしている人が少なくありません。

  • 周囲への見栄
  • 仕事で仕方ないから
  • 英語が必要という情報の流された焦り

など、本心の自分はやりたいからやっているわけでもなく、
周りからの影響で英語を身につけようとする人が多いです。
「英語ができる=すごいと思われたい」というかっこつけたい自己顕示欲のみが動機の人
仕事で必要だけど、本当は英語はやりたくない人
英語を学ぶことが必要だからという流行に乗ってるだけの人
心の底から好きではないので、身が入らず嫌々になりがちです。
嫌々なので上達に必要なトレーニングが苦痛になります。
英語の勉強ノウハウを学んだとしても元々好きではないゆえに、ただ苦痛です。
本当はやりたくないと思っているの無理に英語を身につけようと思ってもつらくなります。
例えば、私はゴルフに興味がありません。
情熱もありません。
そんな私に最新のゴルフスイング理論やトレーニング方法で練習させようとしても、
けっして身が入りません。
上達するはずがありません。
これと同じでやりたくないと思っていることは嫌なことでしかないので、上達できないのは当たり前です。
やりたくない嫌なことをがんばることはできないです。
どうやってサボろうかを考えてやらないでいるなら、本当はやりたくないことです。
そういう人は思い切って英語はやめてしまうことを勧めます。
情熱がないのをノウハウでカバーできることはありません。
情熱はガソリン、ノウハウは運転技術と考えるとわかりやすくなります。
ガソリンない車を動かすことができないのと同じです。
情熱がないと自覚してるけど、それを見ないフリしたまま続けることは到底できません。
つまらないし、上達しないし、つらいだけです。
そういう人は思い切ってやめてしまうことをオススメしてます。

2.英語=才能ではないと思っている

私は英語に必要なのは才能より大事なのは情熱だと断言します。
英語を学べば、かなり早くできるようになる人はいます。
学ぶことが上手い人でも情熱のないことは上達しにくいものです。
情熱があって好きだと思うからこそ続けられることです。
本当に情熱を持っていることであれば、修正や工夫を続けることができます。
好きでもないことはやっつけなやり方をしがちです。
勉強嫌いな学生がテスト前にやるやっつけ勉強みたいなやり方になります。
形だけ勉強してるようなフリのようなやつです。
本心は嫌々なので、工夫や改善よりもとりあえずやったを優先するので、
「上達できない→つまらない」でやめてしまいます。
最初からスイスイうまくいくことより、うまくいかないことを修正・改善して上達に結びつける方が重要な力です。
最終的に高レベルまで上達するのは才能があると思う人より、情熱を持っていた人です。

3.うまくいかないこと=学習の醍醐味

最終的に上達できるかどうかは壁に当たったり、上達が停滞するときにどう思うかです。
英語に限らずですが、上達は一気にあるわけではなく、小さな壁がちょこちょこ出てきます。
壁がある度に落ち込みやる気をなくす人がいますが、うまくいかないこと自体は経験必須のことです。
自分に問題があるわけでもなく、誰しもその壁にぶつかります。
英語の上達が早い人はその壁を超える時間が短いだけど、超えるために必要なことをがゴリゴリやり通します。
英語はやったらやった分だけグングン思い通りに上達するということはないです。
それより、わからない壁や伸びてる実感がないことがわかる方が重要になります。
やったらやった分だけ上達を今すぐ感じたいというのはただの焦りです。
その焦りに負けてしまうとイライラ+苦痛で投げ出します。
学習の本当の楽しさは壁を超えることです。
自分が今までできなかったことができるようになることに楽しさを感じます。
そこをいつも意識してると焦りに負けることがなくなります。

英語は勉強ノウハウで継続するわけではない

英語は継続がカギで、方法そのものを変えれば継続できると思い込む人も多いです。
継続できるかどうかは方法そのものではなく、本人のメンタルが一番のカギになります。
勉強方法そのものが継続を可能にするわけではありません。
自分の中の3つの力を見直してみることをおすすめします。

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  • この記事を書いた人

だぶさん

大学時代に英語科を専攻。オーストラリアのワーキングホリデーを経験。 翻訳の仕事にも従事。英語学習の研究データと独自の実践データを組み合わせて見つけ出した英語上達の法則を紹介。

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