英語学習

行き詰まるしかない小手先の即効性型の英語学習ノウハウ

時代のニーズは「速く、楽に、すぐに結果が出る」というものを求めています。
 
確かにそれが何でもできれば、一番いいと思います。
 
しかし、現実はそのようなニーズとは相容れないものばかりです。
 
最近はじっくり時間をかけることが軽視されていて、
即効性ばかり求める人が増えました。
 
即効性は応急処置のようなものです。
 
傷にはバンドエイド貼っておしまいにするようなやり方です。
 
小さなかすり傷や切り傷ならバンドエイドで十分でしょう。
 
しかし、手術が必要な大怪我にバンドエイド貼って治る!とか言われたら、
誰も信じないでしょう笑
 
これと同じで英語学習ではなぜか、何でもバンドエイドで済まそうとする人が多いのです。
 
英語をしっかり身につけるには『土台』が必要です。
伸びるための土台です。
 
これがないと何をしてもうまくなれないばかりで、遠回りです。
 
「できるような気分を味わいたい」から、ちょっとした小手先の会話レッスンをやってみたりする人が多いわけです。
 
ちょっとした表現を使ってみて、通じると「できたー」という気分を味わえるからです。
これをいくら繰り返しても、全然現実の会話では何も言えないのです。
 
実際、英語学習者の9割以上は小手先の「やった感」や「できる気分」を味わえるものばかりやろうとします。
これが流行ですから、じっくり土台を作ることを軽視しています。
 
土台がないのに、あれこれやっても空回りで何も残らないのが英語です。
 
土台がない人が海外に行っても、全然話せるどころでもない状態で帰ってくるのは
会話できる環境にいればどうにかなるわけではないからです。
 
英語を理解し、使うための土台作りを全くないためにこの悲劇が起きるわけです。
 
確かに土台づくりは
 
・手間がかかって面倒
・時間がかかる
・効果を実感しづらい
 
このようにいいところがないです笑
 
地味です。
 
 
しかし、地味なことはしっかり積み重ねると後でドカーンとレベルアップできます。
 
土台をしっかり作ったかどうかが後で伸びるかどうかを決めます。
 
 
土台作りをどう見てますか?
 
面倒だから避けて、小手先で今すぐ上達しようとすればするほど、
上達から遠ざかっていくのです。
 
小手先は所詮小手先でしかないです。
 
土台作りをどう見てるか?
本質を見れているか?
 
自分が気づかない重要な点が「面倒だ」「時間がかかる」という理由だけで切り捨てる見方では
学習効果は大きくならないです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

  • この記事を書いた人

だぶさん

大学時代に英語科を専攻。オーストラリアのワーキングホリデーを経験。 翻訳の仕事にも従事。英語学習の研究データと独自の実践データを組み合わせて見つけ出した英語上達の法則を紹介。

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